こんにちは、鍛冶です。
今週は前回の予告通り、スタンダードで行われたグランプリ・オークランドの優勝デッキをリプレイしたいと思います!
MacMurdo's Opponents Get Their Pineapple Lumps(英語イベントカバレージ)
Main Deck
60 cards
「Frites(5色リアニメイター)」(参考:第32回)を源流に、墓地を肥やす《忌まわしい回収》、戦場をひっくり返す《静穏の天使》が加わり、一方で他のアーキタイプに比べてミラディンの傷跡・ブロックの脱落で失ったカードが少なかった印象のこのデッキは、新スタンダード初期から試行錯誤されていました。
実際、オデッセイから《中略》が再録されたり、《雲散霧消》という追放カウンターが充実しているとはいえ、《未練ある魂》や《堀葬の儀式》という現代のハイスペックなフラッシュバック呪文を防ぎきるのは至難の業。
序盤からプレッシャーをかける構築をしたとしても、《ケンタウルスの癒し手》に、最近絶好調の《スラーグ牙》と、ライフを取り戻すカードがとても多くデッキに含まれており、チャンプ用のスピリット・トークンなんか出されてしまうと到底削り切ることはできません。
そこで、グランプリ・オークランドの結果からも言えるのですが、多くのプレイヤーが対策する側から使う側にまわったのではないでしょうか。
しかし後述しますが、このリプレイを作成するためにMagic Onlineをプレイしていた時期ではかなり風当たりが強く厳しい。
グランプリの結果が出てから一週間足らずでメタゲームは進み、メインデッキからの対策に加え、ミラーマッチのサイドボード後に非常に苦戦する(≒チケットを減らす)こととなりました。
ではまず、ゲームのリプレイから!
0:00
2マナと《根囲い》はコンボだ!と思わせる、プランの立てやすい良ハンド。
何が墓地に送れるかで変わってくるが、5ターン目までのストーリーはこの7枚からなんとなく見えてくる。相手がビートダウンだと、さらに加点対象?
0:25
1枚目の《根囲い》では一番欲しかった《血の墓所》がヒット。その他のカードも《未練ある魂》に、《堀葬の儀式》と、なかなかだ。
さらに2枚目では土地を見つけられなかったものの、《静穏の天使》を墓地に送り込めた! これで次のターンにはリアニメイトすることができる。
1:05
《東屋のエルフ》、《ロクソドンの強打者》、《荘厳な大天使》と、本来ならば1,2,3ターン目の動きとしては完璧なはずなのだが、先攻4ターン目の《静穏の天使》はさすがに異次元。
適当にクリーチャーを追放すれば攻守逆転だ。
2:21
《スラーグ牙》でライフを戻し、《孔蹄のビヒモス》を釣り上げればGG!
0:03
土地1枚の手札をマリガンしたが、それでも相変わらず土地は引けず。
緑マナと《根囲い》があるので、1枚引ければ何とかなりそう。
後手なので仕方なくキープはするが、さてどうなる?
1:20
2ターン目に2枚目の土地が置けず、一時はどうなるかと思ったが、幸運にも《根囲い》へと繋がり一命を取り留める。
この呪文が打ち消されなかったことから、相手の手札が重いか土地だらけ、またはクリーチャー対策やドロー呪文に偏っていそうなことがわかるので、まだクロックを出されていないことも含めて考えれば先行きは明るい!
1:47
ターンさえかけられるのならば手札のフラッシュバック呪文が心強い。
1対1交換を続けるパーミッション戦略も、いまどきは高クロックを用意できなければいけないということだろう。
と、思ってたら《堀葬の儀式》のフラッシュバックが通ってしまった!
対戦相手は《アゾリウスの魔除け》を持っているのでゲームに大した影響はないが、アドバンテージ面での損出は徐々に取り返せてきているぞ。
3:00
《修復の天使》が現れる前に、可能な限りのダメージを与えておきたい。マナが足りない隙を狙い、積極的に攻撃していこう。
気になっていた《アゾリウスの魔除け》を引き出し、《ケンタウルスの癒し手》を回収。
《処刑者の要塞》があるので、3/4では止まらない!
《ボーラスの占い師》で公開されていた《中略》を、墓地からの《堀葬の儀式》で引きつける。
そろそろカウンターも尽きてきたかな?
4:39
非常に良いタイミングで《修復の天使》とのトレードが成立し、《スラーグ牙》で《瞬唱の魔道士》も引き出せた。
あと1枚で9マナにたどり着くので、そろそろ《堀葬の儀式》連打の仕掛け時!
6:19
1枚目の《堀葬の儀式》は《巻き直し》で消されてしまったけれど、ドロー呪文の唱え方からしてカウンターはもう持っていない!
というわけで、リプレイはいかがでしたか?
先ほど述べた「風当たりが強い」とは、具体的にメインデッキから《地の封印》をたくさん置かれ、終いには《墓掘りの檻》まで!
ミラーマッチでは相手だけ《墓場の浄化》が複数入っていて、《根囲い》経由で墓地に送られたりとひどいゲームが多かったですね。
シンプルに既知のデッキはメタられる、ということですかね。
今回紹介したリストでは、メインに《酸のスライム》や《忘却の輪》、サイドボードには《士気溢れる徴集兵》といった中途半端な1枚カードが多かったですが、このあたりを《天啓の光》や、《死儀礼のシャーマン》の追加に変えていくのが良いかなと感じました。
また、《戦慄掘り》の部分も《ヴェールのリリアナ》を試してみたり、マナベースに少し《魂の洞窟》を取り入れたい気もしますが、4色である為に色マナが相当タイトになってしまうのが気になりますね。
やはり、多色環境の構築は幅が広くて難しい!
Magic Onlineの最新情報・イベント結果・デッキリストがわかる公式情報ページはこちら!(リンク先は英語)
What's Happening?
※以下の時刻はすべて日本時間です。
来年2月15-17日に開催されるプロツアー「ギルド門侵犯」。予選は、オンラインでも参加できます!
マジック・オンラインでは、9月8日から12月17日までの期間に予選が開催されます。形式はシールド・デッキです。スケジュールとイベントのルールの詳細は、以下をご覧ください。
開催スケジュール・フォーマット
プロツアー予選への参加資格 プロツアー予選がクラッシュしてしまった場合について プロツアー「ギルド門侵犯」 チャレンジ
以上につきましては、第54回の記事をご参照ください。
さらに詳しい情報につきましては、英語記事「Magic Online Pro Tour Gatecrash Qualifiers」をご覧ください。
最高峰への道、MOCSはレギュラーシーズン最終節となるシーズン12が進行中!
QP獲得期間:11/8~12/5(ダウンタイムまで) プロモカード:《隠遁ドルイド》(新枠) チャンピオンシップ 開催日時:12/9(日) AM 4:00 チャンピオンシップ 形式:ラヴニカへの回帰 シールド 詳しくは、英語記事「2012 Magic Online Championship Series」をご覧ください。
QP獲得期間:11/8~12/5(ダウンタイムまで) プロモカード:《隠遁ドルイド》(新枠) チャンピオンシップ 開催日時:12/9(日) AM 4:00 チャンピオンシップ 形式:ラヴニカへの回帰 シールド
詳しくは、英語記事「2012 Magic Online Championship Series」をご覧ください。
それではまた来週!
※参加人数によるラウンド数