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Szleifer Seizes Sunday

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スイス最終戦を不戦勝で勝ち上がるという僥倖に恵まれた16歳の少年が、日曜日にその才能を開花させた。「《けちな贈り物/Gifts Ungiven》コントロール」と呼ばれるアーキタイプを巧みに操ったGadiel Szleifer(ガディエル・シュライファー)は、フルゲームの末に日本の津村 健志の《春の鼓動/Heartbeat of Spring》入り「明神」デッキを破ったのだ。

Szleiferにとってこれは構築戦プロツアーで2大会連続の決勝ラウンド進出であり、それこそリミテッド環境におけるNicolai Herzog(ニコライ・ハースォグ)やAnton Jonsson(アントン・ヨンソン)と同じような敬意を支払われるべき存在へと彼は成長しつつあるということなのだ。同様に、2大会連続でのプロツアー・サンデー登場を果たした津村健志は、日本のトップの一人と認識されるようになるはずである。

また、この週末の話題である「特殊な賞金システム」についても触れておこう。なんと、今回の”Skin Games”式の賞金制度のおかげで、今大会に参加した311人のうち…賞金を手に出来なかったのはたったの40人だった。

そして、新設された「プロプレイヤークラブ」では早くも「レベルアップ」を果たした強豪たちがあらわれている。今大会の活躍によってOlivier Ruel(オリヴィエ・ルーエル)とJulien Nuijten(ジュリエン・ナウテン)はクラブの最高位に当たるレベル6へと昇格し、2000$のプロツアー参加報償と500$のグランプリ参加報償が与えられることになった。さらに、彼らは2006年度世界選手権までのすべてのプロツアーの旅費と滞在費が保証されるのだ。


Quarterfinals   Semifinals   Finals   Champion
1 Steven Wolfman   Steven Wolfman, 3-2        
8 Andre Mueller   Gadiel Szleifer, 3-0
       
4 Jeff Novekoff   Gadiel Szleifer, 3-1   Gadiel Szleifer, 3-2
5 Gadiel Szleifer    
       
2 Olivier Ruel   Olivier Ruel, 3-1
7 Mark Herberholz   Kenji Tsumura, 3-0
       
3 Ryan Cimera   Kenji Tsumura, 3-2
6 Kenji Tsumura    

観戦記事 ベスト8最終順位

  • Blog - 9:27 pm: 決勝 Gadiel Szleifer vs. 津村健志
    by Keita Mori
  • Blog - 8:06 pm: 準決勝: Olivier Ruel vs. 津村健志
    by Keita Mori
  • Blog - 11:57 am: 準々決勝: Ryan Cimera vs. 津村健志
    by Keita Mori
  • Feature: トップ8プロフィール
    by Event Coverage Staff
  • Decklists: The Top 8 Decks
    by Event Coverage Staff

  • Day 2 Blog Archive: 本日の勝ち組, 津村健志 vs. 中村修平, ビートダウンに活路をand Much More!
    by Keita Mori
  • Decklists: A-D
    by Event Coverage Staff
  • Decklists: E-J
    by Event Coverage Staff
  • Decklists: K-P
    by Event Coverage Staff
  • Decklists: R-Z
    by Event Coverage Staff
  • フローレス・ファイル:「このシャフルだけは」
    by マイク・フローレス(Mike Flores)

  • Day 1 Blog Archive: Feature Match Coverage, Top Pro Play, Tidbits From Philly and Much More!
    by Keita Mori
  • Feature: Pro Tour-Philadelphia Preview
    by Brian David-Marshall
  • Info: Day 1 Player List
    by Event Coverage Staff
  • Info: Day 1 Country Breakdown
    by Event Coverage Staff
  • Info: Day 1 Introduction
    by Keita Mori
  • Info: Fact Sheet
    by Event Coverage Staff
 1.  Gadiel Szleifer $21725
 2.  Kenji Tsumura $12275
 3.  Steven Wolfman $7475
 4.  Olivier Ruel $6950
 5.  Ryan Cimera $2825
 6.  Jeff Novekoff $4750
 7.  Mark Herberholz $3175
 8.  Andre Mueller $2075
組合 結果 順位
最終
12
11
10
9
8
7
12
11
10
9
8
7
12
11
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9
8
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5
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1
6
5
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1
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5
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1
BLOG

 
  • Sunday, May 8: 11:57 am - 準々決勝 Ryan Cimera vs. 津村健志
    by Keita Mori

  • KDWのデザイナーである石田格からアドバイスを受ける津村健志

    この神河ブロックという環境をベスト8進出プレイヤーたちの肖像から分析するのなら、そこは一面の緑色の世界に純白の花一輪といった景色である。

    すなわち、《木霊の手の内/Kodama's Reach》や《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を4枚ずつ投入したプレイヤーたちが7人、清く正しく美しい白ウィニーが1人という内訳の決勝ラウンドとなったのだ。そして、そのただ一人の白ウィニーとなったRyan Cimeraが"Kobito Deck Wins"の津村健志と対決する準々決勝の模様をこれからお届けしよう。

    前夜の調整の結果、津村健志はこのマッチアップにおけるサイドボーディングプランや実際のプレイにおける留意点をしっかりと把握してきているようだ。

    津村「Cimeraのデッキには土地が22枚しか入っていないので、相手がサイドから投入してくる《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》もそれほどの活躍はしてくれないでしょうし、《英雄の死/Hero's Demise》をつきさすチャンスもあると思います。個人的には《夜陰明神/Myojin of Night's Reach》、《花の神/Hana Kami》、《墓場の騒乱/Stir the Grave》、《時間停止/Time Stop》、《緊急時/Time of Need》、《けちな贈り物/Gifts Ungiven》をそれぞれ1枚ずつ、あわせて6枚抜いて…《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》1枚、《摩滅/Wear Away》2枚、《英雄の死/Hero's Demise》2枚、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》1枚を入れようと思っています。《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》では《祝福の息吹/Blessed Breath》や《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》をおそらく指定する予定です」

    現地時間午前11:00。スポットライトの下で二人の若者はお互いの幸運を祈りあった。Cimeraが16歳で、津村が18歳。実に若々しいマッチアップがはじまる。

    Game 1

    先手を取った白ウィニーのCimeraは《灯籠の神/Lantern Kami》から《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain》と繋ぐ立ち上がり。対して後手の津村は3ターン目に《木霊の手の内/Kodama's Reach》というファーストアクションだ。

    Cimeraは4ターン目に《脂火玉/Tallowisp》を召喚し、津村は4ターン目をセットランドのみでターンエンド。5ターン目のCimeraのアタックで津村健志の残りライフは9点となるが、このエンドステップに《けちな贈り物/Gifts Ungiven》をプレイして津村は次の4枚をCimeraの前に並べた。

    《木霊の手の内/Kodama's Reach
    《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder
    《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top
    《春の鼓動/Heartbeat of Spring

    ここで《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》と《木霊の手の内/Kodama's Reach》がハンドに加わり、津村は《木霊の手の内/Kodama's Reach》を詠唱して場に7枚目の土地を並べ、さらに《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》をプレイした。

    Cimeraは《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》をトップデッキして展開し、これを《灯籠の神/Lantern Kami》に装着してアタック宣言。《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》が《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain》をブロックして土地をサーチし、3点のダメージが通ってライフが残り6点。

    津村健志はここで《最後の裁き/Final Judgment》で盤面を一掃し、Cimeraは《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain》を追加。7ターン目にして10マナを支配する津村はこのターンをノーアクションとして、続くCimeraの《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》つき《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain》のアタックをスルー。Ryan Cimeraはここで《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》を起動して侍に+2/+2の修正を2回与えることを宣言した。そこへ津村 は《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》に《崩老卑の囁き/Horobi's Whisper》を連携させるレスポンス。Ryan Cimeraはこれに《輝く群れ/Shining Shoal》X=0に《祝福の息吹/Blessed Breath》を連携してプロテクション黒で応じ、たまらず津村は《時間停止/Time Stop》をプレイした。

    8ターン目を迎えた津村は《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》を召喚してトークンを1体展開し、そのときにバウンスした土地をプレイしてターンを返した。対するCimeraは《手の檻/Cage of Hands》で《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》を沈黙させてアタック宣言。津村はここでさらに2体のトークンを生み出して《薄青幕の侍/Samurai of the Pale Curtain》をトリプルブロックし、Cimeraがここで《祝福の息吹/Blessed Breath》を使わなかったために1対3交換は実現した。

    津村は返すターンに《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》を設置し、Cimeraはドローゴー。ここぞと津村は《春の鼓動/Heartbeat of Spring》をプレイしてから7体のトークンをプレイグラウンドへ追加した。合計8体の1/1飛行クリーチャーが16歳のアメリカ人を強襲し、さらにCimeraは《春の鼓動/Heartbeat of Spring》を失念して4点マナバーンを起こしてしまうことに。

    結局、11体に増えた1/1飛行クリーチャーたちが襲い掛かり、ゲームは終わった。

    津村 健志 1-0 Ryan Cimera

    Game 2

    《メロク》からトークンを展開した津村健志

    後手の津村健志は2本続けてのテイクマリガン。対してCimeraは先攻1ターン目に《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》という最高のスタートを見せた。津村も《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》を1ターン目に設置する。

    《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》が《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》に装着され、津村は2枚目の《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》を経由しての《摩滅/Wear Away》プレイ。

    Cimeraの2匹目のクリーチャーは《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》で、2体の2/2クリーチャーがアタックを行って津村のライフは残り10点になってしまうが、これぞアドバンテージといった感じで《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》を炸裂させる。

    しかし、2匹目の《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》と《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》を引き当てて戦線を再構築し、再度のビートダウンを見せる力強いCimera。

    津村は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を置いて何とかチャンプブロックを行うものの、《英雄の死/Hero's Demise》も《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》も引けずに星を落としてしまうことになった。

    Ryan Cimera 1-1 津村健志

    Game 3

    《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death's Storehouse》、《島/Island》、《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》というセットランドから《木霊の手の内/Kodama's Reach》をプレイする先手の津村健志。対するRyan Cimeraは2ターン目に《八ツ尾半/Eight-and-a-Half-Tails》、3ターン目に《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》という初動だ。

    津村健志は4ターン目に5枚目の土地を置いての《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》を見舞うが、これを《不退転の意志/Indomitable Will》で交わすRyan Cimera。津村が続くターンに《崩老卑の囁き/Horobi's Whisper》を唱えてこの3/4クリーチャーを葬ると、Cimeraは後続として《古の法の神/Kami of Ancient Law》を加える。

    津村は《木霊の手の内/Kodama's Reach》をプレイしてマナを拡大し、その間にCimeraは《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》のカウンターを2つ使って6/6と巨大化させた《古の法の神/Kami of Ancient Law》でアタックを行う。ここで津村は相手エンドステップの《けちな贈り物/Gifts Ungiven》で

    《英雄の死/Hero's Demise
    《摩滅/Wear Away
    《時間停止/Time Stop
    《頭蓋の摘出/Cranial Extraction

    という4枚を公開する。

    Cimeraは《英雄の死/Hero's Demise》と《時間停止/Time Stop》を津村のハンドへと贈り(送り)、津村は続くターンに《最後の裁き/Final Judgment》を詠唱した。Cimeraは1/1飛行の《灯籠の神/Lantern Kami》を盤面に追加し、津村は《木霊の手の内/Kodama's Reach》をプレイしただけでターンを渡した。

    Cimeraは次の1点アタックの後にフルタップで《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》を召喚し、津村はこれの対処を《時間停止/Time Stop》ではなく、まとめての《最後の裁き/Final Judgment》でなぎ払った。

    さらに、ここに来て津村健志は《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》とめぐり合い、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を盤上に加え、次のターンには1点アタック。なんとかCimeraも《古の法の神/Kami of Ancient Law》を召喚して対抗しようとするのだが、津村はこれにスタックして《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を生贄にささげてライブラリーをシャッフルし、その上で《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》によってライブラリートップをチェックし…《時間停止/Time Stop》を見舞った。ちなみに現在の津村サイドには12枚の土地が並んでいる。

    津村はここで《春の鼓動/Heartbeat of Spring》を設置し、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》に《摩滅/Wear Away》を連携するというビッグアクションを仕掛けた。《摩滅/Wear Away》は3つのカウンターを乗せた《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》を対象にとり、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》はCimeraのデッキから《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》をリムーブした。ライフは《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》でのゲインライフをあわせてCimera=27、津村=10だ。

    Cimeraが手札から《八ツ尾半/Eight-and-a-Half-Tails》と《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》をプレイしてターンを返すと、津村は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》のサーチによってでデッキをシャッフルしてから《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》でライブラリーをまさぐり、《最後の裁き/Final Judgment》を一閃。

    さらに津村は13枚の土地を並べた状態から《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》を召喚し、《春の鼓動/Heartbeat of Spring》ゆえに浮いたマナでトークンを早速1つ作った。さらに《魂無き蘇生/Soulless Revival》に《摩滅/Wear Away》を連携させ、《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》を破壊しながら《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を回収した。

    そこから津村は《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》によって10体のトークンを作り出し、すばやくゲームを終わらせた。

    津村健志 2-1 Ryan Cimera

    Game 4

    王手をかけられてしまったRyan Cimeraはリスキーな1ランドのハンドをマリガンし、その英断の甲斐あって次の6枚のハンドから開幕《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》スタートを果たし、2ターン目に《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》と続けられる展開となった。対する津村は《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》からのスタートとなるが、なかなか緑マナにアクセスできない。

    《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》を装備した猟犬をパンプアップさせながらCimeraはアタックを継続し、戦線には《古の法の神/Kami of Ancient Law》を追加する。この時点での津村はライフ12点で、《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》には3つカウンターが乗っている状態だ。

    4ターン目を迎えた後手の津村のセットランドは《平地/Plains》。Blue ManaBlack ManaBlack ManaWhite Manaと、とにかくメインカラーが遠い。

    結局、続くターンのCimeraのアタックとパンプアップで津村の残りライフはたったの2点になってしまい、津村は《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》をプレイして対戦相手のサイドボード後のデッキ内容をチェックしてからの投了となった。

    Ryan Cimera 2-2 津村健志

    Game 5

    さあ、準々決勝はフルセットまでもつれこんだ。

    尻上がりに調子を上げてきたRyan Cimeraは、後手ながら《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》、《八ツ尾半/Eight-and-a-Half-Tails》というスタート。対して津村は第3ターンの《木霊の手の内/Kodama's Reach》が最初の動きとなった。

    静かに2体のクリーチャーが津村のライフを10点まで削り落としたところで、津村はエンドステップに《けちな贈り物/Gifts Ungiven》をプレイ。ここでの、

    《英雄の死/Hero's Demise
    《忌まわしい笑い/Hideous Laughter
    《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree
    《頭蓋の摘出/Cranial Extraction

    という4枚のうち、《英雄の死/Hero's Demise》と《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》が津村のハンドに入る。そして津村はCimeraのアップキープに《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》を炸裂させた。

    Cimeraはそこに《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》を追加し、津村は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を出した後でCimeraのアップキープに《英雄の死/Hero's Demise》をプレイした。

    Cimeraは《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》を召喚してアタックするが、これは《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》のチャンプブロックからの能力起動を呼び込むことになる。Cimeraはそこへ《古の法の神/Kami of Ancient Law》を追加し、2対1交換となるタイミングを見計らって津村は2枚目の《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》を詠唱した。

    それでも《灯籠の神/Lantern Kami》と《廃院の神主/Empty-Shrine Kannushi》を追加して対抗するCimeraだが、ここで津村は涼しい表情で《けちな贈り物/Gifts Ungiven》をプレイする。

    《春の鼓動/Heartbeat of Spring
    《忌まわしい笑い/Hideous Laughter
    《頭蓋の摘出/Cranial Extraction
    《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror

    と4枚の強力なカードを提示し、Cimeraは《春の鼓動/Heartbeat of Spring》と《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》を津村のハンドに贈(送)った。

    ここで津村は次の2点のダメージを甘受して残りライフを8点とするが、《春の鼓動/Heartbeat of Spring》設置から《風見明神/Myojin of Seeing Winds》をプレイした。

    一方のCimeraも飛行クリーチャーである《灯籠の神/Lantern Kami》でのアタック(津村 残り7点)の後に《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》と《古の法の神/Kami of Ancient Law》を召喚し、《古の法の神/Kami of Ancient Law》で《春の鼓動/Heartbeat of Spring》をただちに叩き割った。

    津村はこの能力起動にスタックして《摩滅/Wear Away》に《崩老卑の囁き/Horobi's Whisper》を連携させるプレイ。《摩滅/Wear Away》は自分の《春の鼓動/Heartbeat of Spring》を、《崩老卑の囁き/Horobi's Whisper》は《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》をそれぞれターゲットとした。

    Ryan Cimera

    そして、ここでビッグプレイ。いや、ビッグミスプレイが起こってしまう。

    すなわち、Ryan Cimeraは「生ける《冬の宝珠/Winter Orb》」たる《塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinker》を守ろうと《祝福の息吹/Blessed Breath》をプレイして…「黒」を宣言したのだ。

    もちろん、あくまでも《崩老卑の囁き/Horobi's Whisper》のテキストが追加された《摩滅/Wear Away》がスタック上に存在しているわけだから…ここで指定すべきは「緑」なのだ。

    これにて津村のマナを縛り付ける枷は取り払われてしまい、津村は《風見明神/Myojin of Seeing Winds》をレッドゾーンに送り込んでから《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》を追加するという具合に活路を見出した。

    …かくてRyan Cimeraは天を仰ぎ、自分のミスを呪いながら右手を差し出して投了の意思をつたえることとなった。

    津村健志 3-2 Ryan Cimera

    津村健志はOlivier Ruelの待つ準決勝へ進出。



    Ryan Cimera
    Best Sealed Deck Ever - Pro Tour-Philadelphia 2005



     
  • Sunday, May 8: 8:06 pm - 準決勝: Olivier Ruel vs. 津村健志
    by Keita Mori

  • 津村健志

    試合開始前にこのマッチアップについてOlivier Ruelに尋ねたところ、「一本目はマジックでなくジャンケンで決めよう! そのほうが勝ち目がありそうだし」と彼は陽気に答えてくれた。どうやら、多くの人が指摘するように、少なくとも緒戦のマッチアップはかなりOlvier Ruelに不利であるようだ。

    さあ、今大会話題の《春の鼓動/Heartbeat of Spring》をフューチャーした二つの明神デッキがまみえる準決勝の試合をお届けしよう。

    ちなみに、《星の揺らぎ/Sway of the Stars》デッキの本当のデザイナーはこのOlivier Ruel本人だそうで、Gabriel Nassifは「せいぜい口をはさんだだけ」なのだとか。

    Game 1

    津村健志の先攻でゲームが始まる。

    津村が身に纏うのは大一番でおなじみの勝負服、グレーとブラックのストライプのラガーシャツ。対するRuelは白地のデザイナーシャツにピンク色の帽子という衣装での登場だ。

    両者《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》をならべ、とにかく強固なマナベースの確立に奔走する序盤となる。そんな中で、Olivier Ruelはターン終了時の宣言にわざわざ"Go Anan"と一言付け加えたり、はじめて津村健志とで出会った時の印象についていきなり語りだしたり、大舞台であることを感じさせないようなリラックスぶりである。

    Olivier Ruelはあまり芳しくないライブラリーのトップ3枚を《緊急時/Time of Need》でのシャッフルによってリフレッシュ。対する津村は《けちな贈り物/Gifts Ungiven》を詠唱して大きく動き、

    《花の神/Hana Kami
    《魂無き蘇生/Soulless Revival
    《墓場の騒乱/Stir the Grave
    《頭蓋の摘出/Cranial Extraction

    という4枚からここで《墓場の騒乱/Stir the Grave》と《魂無き蘇生/Soulless Revival》が津村のハンドに加えられた。津村は《木霊の手の内/Kodama's Reach》に連携させた《魂無き蘇生/Soulless Revival》でさっそく《花の神/Hana Kami》を回収するという動きを見せる。

    Ruelは《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》で《花の神/Hana Kami》を指名し、津村のデッキには1枚しか入っていないこの秘儀回収生物が蚊帳の外となった。しかし、ここで津村が公開したハンドが実に強い。《風見明神/Myojin of Seeing Winds》、《時間停止/Time Stop》、といったこのマッチアップのキーカードがすでに揃っているのである。

    また、実はRuelだけ《木霊の手の内/Kodama's Reach》や《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》をここまでドローできていないために、マナ量がなんと10対5というダブルスコアーになってしまっているのは特筆すべきだろう。

    Olivier Ruelはおどけながら《春の鼓動/Heartbeat of Spring》をエンチャントし、遅すぎる《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を召喚してターンを終えた。

    そして…津村はOlivier Ruelのキラーパスに《風見明神/Myojin of Seeing Winds》と《夜陰明神/Myojin of Night's Reach》のダブル召喚という最高のゴールで答えた。

    かくて《夜陰明神/Myojin of Night's Reach》がOlivier Ruelのハンドを根こそぎにし、津村は14枚のカードをドローする。その上で《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》と2体の《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を加えた津村は…Ruelのアップキープステップに《時間停止/Time Stop》を詠唱し、あざやかな勝利を飾った。

    津村健志 1-0 Olivier Ruel

    Game 2

    Olivier Ruel

    先手Ruelは土地が1枚しかない初手7枚をマリガンかと思いきや…ノータイムで"KEEP"。《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》にすべてを託したわけだが、3枚目の土地を3ターン目に置けなかった。対する津村は順調に《木霊の手の内/Kodama's Reach》から《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》+《花の神/Hana Kami》という滑り出しである。

    それでもRuelは《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》経由でなんとか4マナに辿り着き、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》によって津村の《けちな贈り物/Gifts Ungiven》をリムーブした。このとき明らかになった津村のハンドは土地4枚と《時間停止/Time Stop》。

    津村は2体のクリーチャーでアタックしてから《花の神/Hana Kami》によって《木霊の手の内/Kodama's Reach》を回収し、これによってライブラリーの圧縮とマナベースの拡張を行う。現在7マナ対4マナと津村リードだ。

    しかし、Ruelも《木霊の手の内/Kodama's Reach》によって4マナから6マナへとジャンプアップを果たし、次の一手に備える。津村は6マナをしっかりと残しながら4/2となった《鼠》でアタックを継続し、戦線に《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を加えた。

    ライフがこの段階で11点まで削られてしまっているRuelは《緊急時/Time of Need》でライブラリーをシャッフルし、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》をプレイ。そこへ津村は《時間停止/Time Stop》をプレイして撃退した。

    Ruelの次なる《最後の裁き/Final Judgment》は通ってしまうものの、スタックして《花の神/Hana Kami》をリアニメイトし、その《花の神》を生贄にささげて《木霊の手の内/Kodama's Reach》を手札に戻す。さらに《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を生贄に捧げて土地をサーチする津村だった。そして、2匹目となる《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》を召喚し、さらに《木霊の手の内/Kodama's Reach》を詠唱して12マナ域に到達してターンを返す。

    一方でRuelは《木霊の手の内/Kodama's Reach》をプレイしてから《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》を通し、津村の《花の神/Hana Kami》をここでゲームから取り除く。

    津村はRuelの墓地をすべてリムーブして《鼠》を反転させて4点のダメージをあたえ、残りライフ2点にまで追いつめた。しかしRuelは《浄火明神/Myojin of Cleansing Fire》を召喚してこれに対抗し、神性カウンターを取り除いた。さらに《緊急時/Time of Need》からの《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》をも加え、そのままゲームを押し切ってしまおうという気配さえ見せた。

    しかし、ここで津村は3匹目となる《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》を召喚し、これを反転させてから《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を戦線に加える。

    Ruelは《メロク》による1/.1飛行トークンを合計2体に増やして《メロク》とともにアタック宣言で空から4点のダメージ。さらに戦闘後に《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》をプレイした。

    すでに18枚の土地を出している津村は墓地の《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》をRuelのエンドステップにリアニメイトしてから自ターンを迎える。そこで津村は《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》召喚してターンエンド。ならば、とRuelはさらに飛行トークンを3体追加して、続くターンには空から7点のアタック。残りライフはRuel=2対津村=9となった。

    文字通りに崖っぷちとなった津村は《時間停止/Time Stop》を擬似《Time Walk》としてプレイして1ターンを稼ぎ、迎えた自ターンに《最後の裁き/Final Judgment》で盤上を一掃してから《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》をまたも召喚して見せた。繰り返しになるが、ライフは2(Ruel)対9(津村)だ。たまらずOlivier Ruelも《最後の裁き/Final Judgment》で状況をリセットする。

    津村は《魂無き蘇生/Soulless Revival》から《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》を呼び出し、Ruelはトップデッキしてきた《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》でこれに応じる。しかし、津村は即座に反転させた《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》から《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》や《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》をリアニメイトし、《曇り鏡のメロク》を呼び出してレジェンド2体を対消滅させる。たまらずRuelは《メロク》が除去されてしまう前に2体の1/1トークンを出して急場を凌ぎ、続くターンには《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》を出すも…ブロッカーの頭数が足りずに投了となってしまった。

    津村健志 2-0 Olivier Ruel

    Game 3

    テイクマリガンからスタートとなったRuelだが、開幕に《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》、2ターン目に《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》という素晴らしい立ち上がりとなる。Ruelは3ターン目にも《木霊の手の内/Kodama's Reach》を撃って順調なマナベースを築き、一方の津村も《木霊の手の内/Kodama's Reach》をきっちり3ターン目にプレイしてみせた。

    しかし、マナしか伸びていかないRuelを尻目に、しっかりと津村は《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》で《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》をゲーム外に取り除くという形でゲームの流れを先制する。

    対するRuelは《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》からの《木霊の手の内/Kodama's Reach》でマナを伸ばし、《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》をプレイする。

    そこへ津村は《けちな贈り物/Gifts Ungiven》を使用し、

    《墓場の騒乱/Stir the Grave
    《魂無き蘇生/Soulless Revival
    《夜陰明神/Myojin of Night's Reach
    《花の神/Hana Kami

    と4枚のカードをRuelの前に並べた。これはもうレクイエムの前奏だろうか。

    Ruelは《花の神/Hana Kami》と《墓場の騒乱/Stir the Grave》を津村のハンドへと送り、津村は《最後の裁き/Final Judgment》で《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》を除去。しかし、Ruelも《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》を場に呼び出して意地を見せるのだが、津村は《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》召喚という形でこれに答える。

    Ruelは《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》でアタックし、津村はトークンでチャンプブロック。津村は《メロク》でアタックしてから《花の神/Hana Kami》を展開し、《魂無き蘇生/Soulless Revival》を回収することになる。

    津村はさらに《けちな贈り物/Gifts Ungiven》を唱えて、

    《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber
    《緊急時/Time of Need
    《木霊の手の内/Kodama's Reach
    《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder

    という4枚から《緊急時/Time of Need》と《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》が手札に入った。

    ただ、Ruelは《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》を《密の反抗/Hisoka's Defiance》で退けてなんとか踏みとどまる。そこで津村は《墓場の騒乱/Stir the Grave》で《花の神/Hana Kami》を場に戻してターンを終えることに。

    Ruelはなんともやりきれない表情で《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》を再びレッドゾーンへ。当然これは《メロク》による1/1飛行トークン1体によってチャンプブロックされ、Ruelはとくにアクションらしいアクションも起こせずにターンエンド。

    津村は《木霊の手の内/Kodama's Reach》でさらにマナを加速させてから《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》でアタック宣言。ライフがRuel=16、津村=20となる。

    津村は《魂無き蘇生/Soulless Revival》でとうとう《夜陰明神/Myojin of Night's Reach》を回収し、これをメインステップにプレイした。Ruelのハンドに隠さていた2枚の《最後の裁き/Final Judgment》がこれによって捨てさせられてしまう。

    しかし、《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》を起動したRuelは高笑いをはじめた。そこには《激動/Upheaval》ならぬ《星の揺らぎ/Sway of the Stars》の姿があったからだ。

    準決勝戦は3-0のストレートで決着した

    さあ、ゲームは第1ターンに戻る。

    そして、Ruelは仕切りなおし3ターン目にしっかりと《木霊の手の内/Kodama's Reach》をプレイして次のターンに《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》へとつなぐという順調な展開を見せた。

    一方で津村 健志も《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》から《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》と《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を召喚というという悪くない展開だったのだが、いかんせん相手は《メロク》だ。とりあえず、これを除去できないことには始まらない。

    津村は《時間停止/Time Stop》で文字通りの時間稼ぎをしながらライブラリーに望みを託す。すると、《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》は《最後の裁き/Final Judgment》を見事に導き出してくれた。

    脅威を一掃した津村は《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》と《花の神/Hana Kami》を呼び出すという力強さを見せた。

    一気に先ほどの《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》からのトークン量産でゲームを決めにかかっていたRuelは土地のほとんどを手札に戻してしまっており…つまり戦線のすみやかな再構築が果たせない。なんとか《木霊の手の内/Kodama's Reach》からマナを伸ばして防御網を用意したいところだったが、間に合わなかった。

    津村健志 3-0 Olivier Ruel

    津村健志はGadiel Szleiferの待つ決勝へ進出。




     
  • Sunday, May 8: 9:27 pm - 決勝 Gadiel Szleifer vs. 津村健志
    by Keita Mori

  • 三日間の激闘を経て神河世界の全容が解明され、緑色のマナブーストを基盤とする二つのデッキを使うプレイヤーが栄光のプロツアーチャンピオンの称号をかけて戦うことになった。

    Gadiel Szleifer(ガディエル・シュライファー)は16歳になったばかりだというアメリカのプレイヤーで、今シーズンのプロツアーコロンバスでもベスト8に輝いているという若き構築フォーマットの雄である。彼はここでの大きな勝利によってアメリカ新世代の旗手という地位と…レベル5プロプレイヤーとしての権利を勝ち取りたいところだった。

    一方の津村健志もこの一年間で飛躍的な成長を遂げてきた18歳の若武者である。彼はプロツアー・アトランタのベスト4に輝いているという猛者で、土曜日の全勝無敗記録を更新中なのだ。昨年度の日本選手権準優勝で全国デビューを果たした彼は、わずか一年の間にプロツアーで2大会連続の決勝ラウンド進出を果たすほどの超一流に成長しており、すでにランク5プロプレイヤーとしての資格を手中に収めている。

    ともあれ、Szleiferにとっても津村にとっても…これが2回目のプロツアーサンデーであり、はじめての決勝戦ということになる。新しい時代に名前を刻み込むために、彼らは今から死闘を繰り広げるのだ。

    Game 1

    津村が先手マリガンながら《島/Island》から《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》、対してSzleiferも《沼/Swamp》から《師範の占い独楽》という互角の立ち上がりを見せる。

    津村は3ターン目に《島/Island》《森/Forest》《平地/Plains》という3マナからの《木霊の手の内/Kodama’s Reach》で《沼/Swamp》と《島/Island》をサーチ。対するSzleiferも第4ターン目にきっちりと《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》をプレイし、津村 の《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》をすべて奪い去るというアクションで魅せる。

    ここで津村は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を召喚し、4マナをたててSzleiferはドローゴー。津村は《長老》を生贄に捧げて土地を場に出してから《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を起動しただけでターンエンド宣言。そこでSzleiferが《けちな贈り物/Gifts Ungiven》をプレイしたところに、津村は《時間停止/Time Stop》を使用した。

    Szleiferも《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》から待望の緑マナへのアクセスに成功し、一方の津村はプレイグラウンドへ《花の神/Hana Kami》を展開。このスピリットによって墓地の《木霊の手の内/Kodama’s Reach》を拾ってマナを伸ばした。

    Szleiferは6マナで《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》を召喚し、津村は《最後の裁き/Final Judgment》をプレイしてこれを一蹴。あらたに《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を召喚した。対してSzleiferは《木霊の手の内/Kodama’s Reach》を引いてマナ域を拡大することにつとめる。

    ここで津村は《風見明神/Myojin of Seeing Winds》を召喚してタップアウトという大きなアクションを見せ、一方でSzleiferはメインステップに《けちな贈り物/Gifts Ungiven》を詠唱し、

    《頭蓋の摘出/Cranial Extraction
    《墓場の騒乱/Stir the Grave
    《花の神/Hana Kami
    《魂無き蘇生/Soulless Revival

    の4枚から、《花の神/Hana Kami》と《墓場の騒乱/Stir the Grave》を手にすることになった。

    津村は《明神》でアタックしてから13枚のカードをドロー。《春の鼓動/Heartbeat of Spring》設置から、まずは《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》起動。そこに《木霊の手の内/Kodama’s Reach》をプレイし、《摩滅/Wear Away》で敵陣の《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を対象にとり、もちろんSzleiferはこれをライブラリー最上段に「逃がす」。それを見届けてから、津村は《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach》と《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》をプレイグラウンドへと追加した。

    しかし、Szleiferはアップキープに《不快な群れ/Sickening Shoal》へ《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》を連携して場を一層。《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を守りつつ敵陣のクロックを壊滅させることに成功した。もちろん、津村の《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach》はレスポンスでSzleiferの手札を捨てさせたわけだが、もしもSzleiferの次のドローとなる《独楽》を狙わず召喚直後にディスカード能力を起動していれば、クリーチャーたちが生き残っていたはずであり、もう少し試合の決着もはやかったかもしれない。ともあれ、次のターンのドローも含めて《明神》ですべて捨てさせてやろうという津村のプランをSzleiferは少しばかり狂わせてやったということだ。

    ただ、13枚ものカードをさっき引いたばかりの津村はなかなか息切れしない。続く自ターンにもまず《けちな贈り物/Gifts Ungiven》で

    《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top
    《緊急時/Time of Need
    《木霊の手の内/Kodama’s Reach
    《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder

    という4枚から《木霊の手の内/Kodama’s Reach》と《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を得る。さらに《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》を召喚し、《木霊の手の内/Kodama’s Reach》をプレイした。

    他方のSzleiferがここで何もアクションをおこさなかったために、津村は一気に6体のトークンを作り出すことに。すると、そこで《不快な群れ/Sickening Shoal》を《メロク》へと打ち込むSzleifer。しかし、津村は《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》によってライブラリー最上段に積み込んでおいた《時間停止/Time Stop》をプレイしてそれを却下した。

    青い《明神》による圧倒的なドローと黒い《明神》による手札破壊。これこそが石田格が作り出したストラテジーそのものなのだ。

    津村健志 1-0 Gadiel Szleifer

    -Sideboarding-

    津村

    -1 《摩滅/Wear Away
    -3 《けちな贈り物/Gifts Ungiven
    -3 《春の鼓動/Heartbeat of Spring
    -3 《忌まわしい笑い/Hideous Laughter
    -1 《花の神/Hana Kami
    -1 《風見明神/Myojin of Seeing Winds
    -1 《崩老卑の囁き/Horobi’s Whisper

    +4 《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber
    +3 《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree
    +1 《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror
    +2 《頭蓋の摘出/Cranial Extraction
    +2 《英雄の死/Hero’s Demise
    +1 《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni

    Szleifer

    -1 《崩老卑の囁き/Horobi’s Whisper
    -3 《忌まわしい笑い/Hideous Laughter
    -2 《頭蓋の摘出/Cranial Extraction
    -1 《摩滅/Wear Away
    -1 《花の神/Hana Kami
    -1 《墓場の騒乱/Stir the Grave
    -1 《天空のもや/Ethereal Haze
    -1 《魂無き蘇生/Soulless Revival

    +4 《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber
    +3 《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree
    +1 《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach
    +1 《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni
    +1 《潮の星、京河/Keiga, the Tide Star
    +1 《森/Forest

    Game 2

    先手を取って巻き返したいSzleiferは第2ターンの《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》、第3ターンの《木霊の手の内/Kodama’s Reach》を経て、第4ターンに《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》を召喚。ここで後手の津村は《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》による対消滅を実行した。

    これを受けてSzleiferは忍術のタネを思わせる存在感を漂わせていた《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を生贄にささげ、《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》へと繋ぐ。

    津村はここで《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》をプレイし、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》を指定。

    しかし、上記サイドボーディングの通り「軸をずらして」きていたGadiel Szleiferのライブラリーには該当するカードが1枚も存在しない。そして、ここで確認されたSzleiferのハンドは《潮の星、京河/Keiga, the Tide Star》、《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》、《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》、《森/Forest》という内容だった。

    Szleiferは2体のトークンと《メロク》でアタック宣言し、トークンの片割れを予告先発の《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》に変化させ、これによって《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》をリアニメイトした。津村の残りライフは10点だ。

    こうなってしまった津村 健志としては…もはや《最後の裁き/Final Judgment》を引けるか否かというだけの問題で、それは果たせなかった。

    Gadiel Szleifer 1-1 津村健志

    Szleifer

    +3 《頭蓋の摘出/Cranial Extraction
    -2 《けちな贈り物/Gifts Ungiven
    -1 《平地/Plains

    津村

    No Change.

    Game 3

    先手の津村健志が《沼/Swamp》から《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》、Gadiel Szleiferが《森/Forest》から《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》と双方が動き、津村が《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を、Gadiel Szleiferが《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》を続けた。

    津村は《長老》での1点アタックの後に《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》をプレイ。今度はSzleiferが《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》をプレイしてきて、これを即座に生贄に捧げる。津村 健志は墓地のカードをリムーブして《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》を《冒涜する者、夜目/Nighteyes the Desecrator》に変身させるが、そこへSzleiferは狙い済ませた《不快な群れ/Sickening Shoal》を撃ち込んだ。

    これを受けて津村も《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を生贄にささげて土地をサーチし、《墓場の騒乱/Stir the Grave》で《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》を回収した。続くターンを津村健志は《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》からの土地サーチのみで終了。そこへ、Szleiferの2発目の《不快な群れ/Sickening Shoal》が《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》へと襲い掛かる。Szleiferの側の《冒涜する者、夜目/Nighteyes the Desecrator》は、4点のダメージを津村に与えてから《最後の裁き/Final Judgment》を受けることになった。

    双方ライブラリーを掘り進み、Szleiferがまず《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》で津村の《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》をリムーブするというアクションを起こす。ここで公開された津村のハンドには…《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》、《時間停止/Time Stop》、《最後の裁き/Final Judgment》といったパワーカードたちが含まれていた。

    津村健志が《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》を展開すると、Gadiel Szleiferは《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》を起動。しかし、めくりあげた3枚の中には解決策がみつからなかった。津村は《墨目》によって敵陣の墓地から《桜族の長老》を奪い、Szleiferはなんとか一度は《長老》を召喚して《墨目》用のチャンプブロッカーにあてることが出来たのだが…津村にプレイされた《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》によって自軍の《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》をすべてクビにされてしまうのだった。少し遅れてプレイした《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》にも《時間停止/Time Stop》が突き刺さってしまう。

    津村はシステムを作りあげた。《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》のアタックによって墓地から回収される《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》によって土地を増やしつつライブラリーを圧縮し、さらに《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》による新鮮なドロー供給がなされるのだ。

    それでも、Szleiferは《けちな贈り物/Gifts Ungiven》で

    《潮の星、京河/Keiga, the Tide Star
    《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber
    《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach
    《不快な群れ/Sickening Shoal

    という4枚から《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach》と《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》を手札に加えるが、津村は《鼠》が呼び出されるところを《独楽》からの《時間停止/Time Stop》でカウンターし、次なる《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》のアタックで…今まさにSzleiferの墓地に落ちたばかりの《潮の星、京河/Keiga, the Tide Star》のコントロールを奪う。

    ここで駄目押しに《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》を公開すると、Szleiferは素直に敗北を認めた。

    津村 健志 2-1 Gadiel Szleifer

    津村

    -1 《墓場の騒乱/Stir the Grave
    +1 《風見明神/Myojin of Seeing Winds

    Szleifer

    No Change.

    Game 4

    栄冠に王手をかけ、《森/Forest》2枚から《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》と動きはじめる後手の津村。Szleiferも負けじと3ターン目に《木霊の手の内/Kodama’s Reach》を撃つ。津村はここで《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》をプレイし、《木霊の手の内》をリムーブして反転させ、《冒涜する者、夜目/Nighteyes the Desecrator》へと変身させた。

    第4ターン目にSzleiferは《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》を召喚し、一方の津村は土地を並べるだけとなった。そこへ、Szleiferの《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》が突き刺さり、津村の山札からは4枚の《最後の裁き/Final Judgment》が失われてしまった。さらに、津村は《魂無き蘇生/Soulless Revival》、《平地/Plains》、《森/Forest》、《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》というハンドを克明にメモされてしまう。

    ここでSzleiferは《師範の占い独楽》を起動して《不快な群れ/Sickening Shoal》を入手し、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》をピッチ・コストにして津村の4/2《鼠》を除去し、6/4の《北の樹の木霊》で突撃を開始した。津村も《冒涜する者、夜目》の今わの際に釣り上げた《桜族の長老》によってこのダメージを1点分軽減し、マナベースも拡張する。残りライフは15点だ。

    自ターンを迎え、津村健志は2マナをたてて《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》を召喚。しかし、Gadiel SzleiferはX=4の《不快な群れ/Sickening Shoal》によってこの蒼いレジェンドを葬り、津村はレスポンスで1体のトークンを作ったものの、《北の樹の木霊》のアタックで残りライフが9点に。

    津村は先ほどのトークンで1点のダメージを与えてから2枚の《桜族の長老》を場に呼び出してターンを終了。しかし、2体でのチャンプブロックをもってしても…6/4トランプルという圧倒的なサイズでせまる《木霊》によって残りライフ5点まで追いつめられてしまう。

    そんな状態のところへSzleiferが《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》を展開すると、津村は《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》によって現在の対戦相手のデッキ内容を確認してから投了を宣言した。

    Gadiel Szleifer 2-2 津村健志

    津村

    -1 《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree
    -1 《魂無き蘇生/Soulless Revival
    +2 《春の鼓動/Heartbeat of Spring

    Szleifer

    No Change.

    Game 5

    泣いても笑っても最後の試合。プロツアー・フィラデルフィアというイベントの最後の1ページを二人の若者たちが綴りはじめた。

    なんとか勢いを取り戻したい津村健志だったが、初手にはマナブーストがまったくない。それでも第2ターンに《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》召喚という立ち上がりを迎えるのだが、対するSzleiferが2ターン目の《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》から3ターン目の《木霊の手の内/Kodama’s Reach》という抜群の動きを見せているのが気がかりだ。

    津村はそれでも《鼠》で《木霊の手の内/Kodama’s Reach》をリムーブしにかかり、まだまだ反転などされては困るSzleiferに《桜族の長老》を生贄に捧げることを強いて、さらに《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》をプレイしてSzleiferのデッキから《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》を奪い取った。

    しかし、そのときに津村は実にいやなものを見せられてしまった。

    なんと、Szleiferのハンドは《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》、《木霊の手の内/Kodama’s Reach》、《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach》、《島/Island》、《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》、《けちな贈り物/Gifts Ungiven》といった素晴らしい内容だったのだ。しかし、津村の目はまだ死んではいない。

    ただ、次のSzleiferのアクションには一同驚かされたはずだ。なんせ、手札確認時にはいなかった《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》を彼はトップデッキから召喚してきたのだ。なんとか津村は4/2《夜目》のアタックをブロックさせてこれと相討ちをとり、《鼠の墓荒らし》の2匹目を召喚した。

    Szleiferはこの第5試合で2枚目となる《木霊の手の内/Kodama’s Reach》をプレイしてから《けちな贈り物/Gifts Ungiven》をプレイ。《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》と《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》が手札へと加わり、《不快な群れ/Sickening Shoal》と《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》が墓地に送り込まれた。

    津村は《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》で《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》を今度は宣言するが、ここでSzleiferのハンドからは《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》、《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》、《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》、《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》、《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach》といったカードたちが明らかにされ、もはや《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》を失ったところでSzleiferには何ら影響がなさそうだった。

    Szleiferは《夜陰明神/Myojin of Night’s Reach》をプレイして津村のドローステップにその能力を発動し、苦し紛れに津村は《英雄の死/Hero’s Demise》を《明神》自身へとたたきこんでみせるのみ。そして、文字通りにこれが最後の抵抗となってしまったようだ。

    もはや勝利を確信したSzleiferは《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》、《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》、《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》という3体のクリーチャーを一気に展開してフィニッシュへと向かう。

    ここに来て土地をドローしてしまった津村はSzleiferの全軍突撃に合わせて《鼠の墓荒らし》の墓地掃除能力を起動しての反転を狙い、Szleiferは攻撃クリーチャーである《長老》を生贄にささげてそれを防いだ。そのため、ここでは2/1の《鼠》同士が相討ちとなり、ドラゴンのダメージだけが津村を直撃した。Szleiferは《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》を戦闘後に追加する。

    そして、ご丁寧にも津村健志はここでも土地をドロー。

    もはやこの試合の勝者は誰の目にも明らかになったわけだったが、あくまでもSzleiferは独特のやり方で仕事を成し遂げることを選んだ。

    彼は、たった今引いてきた《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》の「2体目」を召喚して「対消滅」を起こさせ、その上で《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》の一撃を加えることを望んだのだ。

    Congratulations to Gadiel Szleifer, Pro Tour - Philadelphia Champion!




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