準決勝 高橋優太・山本賢太郎 vs. Eugene Harvey・Joho Fiorillo

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初日全勝。1度のドラフトで2-0することすら難しいといわれるこの双頭巨人戦フォーマットで高橋優太(東京)山本健太郎(埼玉)は3連続で2-0を成し遂げた。今まで彼らは実力こそはあったもののプロツアーにおいて勝ったことはなく、「PTQの強豪」と呼ばれていたが、ついにブレイクすることに成功、今プロツアーサンデーで戦おうとしている。

対戦相手のEugene Harvey(ユージン ハーヴェイ)(アメリカ)はこれまでにPTトップ8が3回、GPトップ8が5回、そして2002年のアメリカチャンピオンという経歴の持ち主。John Fiorillo(ジョン フィオリロ)(アメリカ)はこれまでGPトップ8が2回とHarveyほどの経歴こそはないが、現在レベル3魔法使いであり、チームのプロツアー参加に貢献している。

世界的には新星の高橋・山本ペアはこの実力者ペアにどう挑むか。2体の双頭巨人が闘いを始める。

両チーム全員が7枚の初手をキープ。
先攻はHarvey・Fiorillo、2ターン目の《失われた時間/Lost Hours(FUT)》からゲームが始まる。個人戦ドラフトでは15手目の常連のこのカードも双頭巨人戦ではいぶし銀の活躍を見せる。対象は山本だが、幸運なことに手札は《重い拳/Leaden Fists(FUT)》《消えない賛歌/Haunting Hymn(TSP)》程度しかなく、《重い拳/Leaden Fists(FUT)》がライブラリの3番目に置かれるだけでほとんど不発に終わる。これに続いてFiorilloの《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TSP)》がプレイされる。

これを《流動石の抱擁/Flowstone Embrace(FUT)》によって処理した高橋・山本、トップデッキした《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》でターンを返す。
Fiorilloはここで土地が止まってしまう。《スクリブのレインジャー/Scryb Ranger(TSP)》が生きていれば3マナをひねり出すことも出来たのだが・・・。順調に土地が伸びているHarveyは《アーボーグの吸魂魔道士/Urborg Syphon-Mage(TSP)》を召喚する。
一方高橋・山本は順調で、高橋が《厚皮のゴブリン/Thick-Skinned Goblin(TSP)》、《カヴーの上等王/Kavu Primarch(FUT)》を展開し、山本が《髑髏の占い師/Augur of Skulls(FUT)》の能力でHarveyから《粗暴な力/Brute Force(PLC)》《爆裂/Boo+破綻/Bust(PLC)》を落とさせつつ《幽霊船/Ghost Ship(TSB)》を送る。

Fiorilloはいまだ3枚目の土地を引けない。仕方なく《遍歴のカゲロウ獣/Errant Ephemeron(TSP)》を待機するが、助けを求めても相方のHarveyは《アーボーグの吸魂魔道士/Urborg Syphon-Mage(TSP)》を起動し続けることしかできない。その間に高橋は《凶暴なサリッド/Savage Thallid(TSP)》を追加、攻撃の手を緩めない。
結局3枚目の土地を引くことが出来なかったFirolliroが目にしたのは《新緑の抱擁/Verdant Embrace(TSP)》の悪夢。これに対し相方Harveyも為すすべがなく、苗木を除去しようと起動された《ケルドの巨石/Keldon Megaliths(FUT)》に対し《重い拳/Leaden Fists(FUT)》で援護した高橋・山本が決勝進出を決めた。

高橋優太・山本賢太郎 1-0 Eugene Harvey・John Fiorillo

これが双頭巨人戦の厳しさである。1本勝負であるために、土地事故を起こしてしまうと即負けになってしまうのだ。双頭巨人戦のこの性格に泣かされてきたプレイヤーも少なくないことだろう。
だがそうは言っても高橋・山本は勝った。初のプロツアーサンデー、初優勝に期待がかかる。

高橋優太・山本賢太郎 決勝進出!

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